えすこは、ゆるい糖質制限をしています。
糖質とは、炭水化物から食物繊維を引いたものです。炭水化物の中には糖類も含まれており、結構いろいろ種類があるので、ざっくり米小麦砂糖は糖質なんだな……と思っていると楽です。他にもあるんですけど、一番摂取してるのこのみっつだものね。
ゆるいんで、糖質ぜんぶカットではなく、割と食べてます。糖質制限というより、糖質低減って感じでしょうか。米小麦砂糖を少なめにして、肉と卵を中心にたんぱく質を多く取ろうといった感じです。
わたしは、親が糖尿病になりやすいという事で、遺伝的に糖尿病になりやすいと病院に言われて、糖質制限を始めました。なので、糖尿病予防の意味合いも強いのですが、今は違う理由で続けています。
糖質制限はダイエットや糖尿病予防のイメージが強いのですが、色々と調べていく内に、ひきこもりには最適なんじゃないかと思い始めたので、ちょっとまとめてみます。
全ての元凶は糖質である
ひきこもってると、こんな問題が起こります。
- 寝てるのに眠い
- 疲れやすい
- 落ち込みやすい
これら全てが糖質のせいで説明がついてしまうのです。ひとつひとつ説明しますね。
- 寝てるのに眠い
これって思いのほか由々しき問題なんですよね。ひきこもっているというのに、とにかくぐうぐう寝てしまって時間がもったいない。朝起きて昼ごはんを食べると眠くなって寝ちゃって気づくと夜。うわあ……
糖質を取っていると血糖値がとても上がります。上がり方が急なんですね。その急に上がった血糖値を下げようと、大量のインスリンが分泌されます。これも急に大量のインスリンを出してしまうものですから、今度は血糖値が下がりすぎてしまいます。
ご飯を食べた直後に眠くなるのはこういう理由です。血糖値が下がりすぎると眠くなる。低血糖になるとふらふらして調子が悪くなります。体調が悪いので眠って休めと体が言っているわけです。
せっかくひきこもっているのですから、時間は有意義に使いたいものです。そのためには眠くならないように血糖値を下げすぎない事が重要なのです。
- 疲れやすい
ひきこもりの上、痩せてると、疲れやすいとか体力がなくて悲しい思いをします。遊びに行ってもわたしばかり休んでいるとか、疲れた?ってすごく聞かれるとか、これをやろうと思い立ってもすぐにバテてしまうとか、そういうのです。
炭水化物中心の食事をしていると、たんぱく質や脂質をあまり取っていなかったりします。このせいで筋肉がつきづらく、疲れやすくなるんです。これは盲点でした。体力が無いので体重を増やすために多めに食べていた時期があったんですが、単に糖質増やしてるだけだった……。治すべきは食習慣の方でした。たんぱく質と脂質だいじ。
- 落ち込みやすい
よく、うつ病の予防には砂糖の摂取を控えろなんて言いますが、砂糖は炭水化物の一種ですので、つまりは糖質を控える事もうつ病の予防になります。
糖質を取ると血糖値が急に上がって多幸感を味わえますが、その後に大量のインスリンが分泌されて血糖値が急激に下がります。
この影響で、気分が急に上がったり下がったりしますが、ひきこもってて一番きついのは気分の急激な上がり下がりです。特に下がったときなんて、もう絶望感満載です。この状況を回避するためには、気分をなだらかにしている事が一番ですので、糖質を制限していると自然と毎日落ち着いて生活ができます。
せっかくのひきこもりスローライフなのに、訳も分からない苛立ちや落ち込みで、時間を潰してしまうのはもったいないです。ひきこもってる人は、意識的に糖質に気をつけたほうがいいです。
糖質制限の入門書におすすめのマンガ
糖質制限ってどうやったらいいの?と思ったときには、入門書として以下をおすすめします。
マンガだから分かりやすいし、なんといっても始めやすいです。一日の糖質摂取量約300gを200gや100gにするのも糖質制限と書いてくれていて、これならやれそうだと思わせてくれます。理想は一日糖質60gだそうですが、わたしは、とりあえず半分の150gを心がけています。これだと糖質が結構食べられるので、無理なく始められますよ。
好評だったらしく第二巻も出てます。痩せてる人が体力不足な理由に、わたしは衝撃を受けました。そういえば、結構食べてる割に体重は増えないし、疲れやすい……。体力不足はすごく悩んでいたのですが、痩せてると誰に相談することもできないので、解決策が無いまま過ごしてきました。ほんと会社勤めしてる時に知りたかったです。
糖質制限をしているおかげか、最近は体も軽いし、なんといっても無駄に寝てしまうことが少なくなりました。気分の乱高下があまり無いので、ひきこもり生活が楽しいです。
ひきこもってる人ほど無駄に糖質を取ってしまって、何となくけだるい毎日を送りがちです。糖質制限でひきこもり生活をめいっぱい楽しみましょう!